用心棒日月抄
用心棒日月抄

用心棒稼業の主人公の仕事は、浅野家、吉良家の周りに多かった。当時の貧乏浪人の暮らしぶりや忠臣蔵の様子を描いていています。

1円
710円

上記に表示されている価格は最新の価格ではありません。正確な価格については、リンク先のサイトにてご確認下さい。

用心棒日月抄
用心棒日月抄

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クチコミ数24 ※ここでは代表的なクチコミを表示しています。
チャンバラ大好き爺さんさん
用心棒日月抄は1人の武士、青江又八郎の青年期から壮年期までの波瀾に跳んだ半生を四作の長編シリーズに纏めあげた大作で有り、時代小説の代表と言っても良いものだと思います。第一話の皮切から思わぬ展開に陥り波瀾の人生を読者とともに小説の世界にのめり込ませてくれるのは著者の得意とする処でしょうか。偶然にもたまたま耳にした大富家老一派の藩主毒殺計画を、許嫁の父親に相談したら、その父親も家老一派に与した人物で、口封じに青江又八郎に切り掛かって来たため、思はず返り討にしてしまった事から脱藩をし江戸に出る。 江戸では浪人をしながら人足仕事や用心棒で口を糊しているが、同時に家老の大富一派からの追手に狙われることになる。第一話の最終には大富丹後の家老一派と対立する、間宮派の要請により帰藩をして、大富丹後を上意討ちにする、許嫁と結婚し平和な日々が続くと思われたのですが、実は帰参の途中に出会った大富静馬(大富丹後の甥)と、女剣客佐知が、次作への伏線に成っている事と、物語を赤穂浪士の討入も入れて元禄の時代背景を鮮やかに浮かびあがらせている展開は読者を飽きさせないで最後まで導く手法は素晴らしいと思います。
用心棒日月抄は1人の武士、青江又八郎の青年期から壮年期までの波瀾に跳んだ半生を四作の長編シリーズに纏…もっと見る
用心棒日月抄は1人の武士、青江又八郎の青年期から壮年期までの波瀾に跳んだ半生を四作の長編シリーズに纏めあげた大作で有り、時代小説の代表と言っても良いものだと思います。第一話の皮切から思わぬ展開に陥り波瀾の人生を読者とともに小説の世界にのめり込ませてくれるのは著者の得意とする処でしょうか。偶然にもたまたま耳にした大富家老一派の藩主毒殺計画を、許嫁の父親に相談したら、その父親も家老一派に与した人物で、口封じに青江又八郎に切り掛かって来たため、思はず返り討にしてしまった事から脱藩をし江戸に出る。 江戸では浪人をしながら人足仕事や用心棒で口を糊しているが、同時に家老の大富一派からの追手に狙われることになる。第一話の最終には大富丹後の家老一派と対立する、間宮派の要請により帰藩をして、大富丹後を上意討ちにする、許嫁と結婚し平和な日々が続くと思われたのですが、実は帰参の途中に出会った大富静馬(大富丹後の甥)と、女剣客佐知が、次作への伏線に成っている事と、物語を赤穂浪士の討入も入れて元禄の時代背景を鮮やかに浮かびあがらせている展開は読者を飽きさせないで最後まで導く手法は素晴らしいと思います。…元に戻す
時代小説好きが「これは良くできてる!」と言った小説ランキング9.76pt
ベースさん
藤沢周平が苦手な私もなぜか、昔テレビドラマ化されたとき好んで見ていたこともありこの作品だけは大好きで何度も読み返しています。主人公青江又八郎のキャラクター造形がとてもよく剣の達人でありながら、世渡りがあまりうまくなく、武士でありながら偉ぶったところもなく、非常に好感がもてるのです。また青江の個人的事情に対し赤穂浪士の討ち入りの影響が色々な形で反映されていく様が作品に立体感を与えることとなっていて、読む人間をぐいっと作品世界に引き込んでいきます。青江の住む長屋の暮らしぶりも丁寧に描かれていて、人情話としても読めます。テンポもよく読みやすいのでこれから時代小説の世界に足を踏み入れようという人にとってうってつけの入門書になると思います。
藤沢周平が苦手な私もなぜか、昔テレビドラマ化されたとき好んで見ていたこともありこの作品だけは大好きで…もっと見る
藤沢周平が苦手な私もなぜか、昔テレビドラマ化されたとき好んで見ていたこともありこの作品だけは大好きで何度も読み返しています。主人公青江又八郎のキャラクター造形がとてもよく剣の達人でありながら、世渡りがあまりうまくなく、武士でありながら偉ぶったところもなく、非常に好感がもてるのです。また青江の個人的事情に対し赤穂浪士の討ち入りの影響が色々な形で反映されていく様が作品に立体感を与えることとなっていて、読む人間をぐいっと作品世界に引き込んでいきます。青江の住む長屋の暮らしぶりも丁寧に描かれていて、人情話としても読めます。テンポもよく読みやすいのでこれから時代小説の世界に足を踏み入れようという人にとってうってつけの入門書になると思います。…元に戻す
時代小説好きが「これは良くできてる!」と言った小説ランキング3.34pt
熊田さん
一般的に藤沢周平というと、映画化された「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」などを観て、しんみりと人情的な剣士の話を書く作家だという印象を抱いている人も多いかもしれない。だがこの「用心棒日月抄」シリーズを読めば、けっしてそればかりの作家でないことが分かるだろう。藤沢周平の剣客ものによく見られる、非情な「藩」という存在と、愚直な一匹狼としての主人公、という重たい背景は確かにありながら、凄腕の剣士たちの死闘はもちろん、主人公と色っぽい女忍者との背徳的な関係、さらに忠臣蔵として有名な赤穂浪士事件まで絡んでくるとなれば、これを大人のためのエンターテイメント、一大時代活劇であるといわずして何といえよう。活き活きと親しみを感じさせる登場人物たちの描写も、最近の時代小説にありがちな軽さとは一線を画している。そこに作家の力量がある。
一般的に藤沢周平というと、映画化された「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」などを観て、しんみりと人情的な…もっと見る
一般的に藤沢周平というと、映画化された「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」などを観て、しんみりと人情的な剣士の話を書く作家だという印象を抱いている人も多いかもしれない。だがこの「用心棒日月抄」シリーズを読めば、けっしてそればかりの作家でないことが分かるだろう。藤沢周平の剣客ものによく見られる、非情な「藩」という存在と、愚直な一匹狼としての主人公、という重たい背景は確かにありながら、凄腕の剣士たちの死闘はもちろん、主人公と色っぽい女忍者との背徳的な関係、さらに忠臣蔵として有名な赤穂浪士事件まで絡んでくるとなれば、これを大人のためのエンターテイメント、一大時代活劇であるといわずして何といえよう。活き活きと親しみを感じさせる登場人物たちの描写も、最近の時代小説にありがちな軽さとは一線を画している。そこに作家の力量がある。…元に戻す
時代小説好きが「これは良くできてる!」と言った小説ランキング2.28pt
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