深追い
深追い

横山秀夫の警察小説短編集です。 警察という閉ざされた組織が持つ独特の人間関係や価値観を題材に、息詰まる展開が広がっています。

1円
500円

上記に表示されている価格は最新の価格ではありません。正確な価格については、リンク先のサイトにてご確認下さい。

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横山秀夫の警察小説短編集です。 警察という閉ざされた組織が持つ独特の人間関係や価値観を題材に、息詰まる展開が広がっています。

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クチコミ数32 ※ここでは代表的なクチコミを表示しています。
やまりんさん
「深追い」には、警察内部の事情がよく描かれています。あまり、ドラマなどでは聞いたことがないよう話もたくさんありました。たとえば、独身の警察官と、近くの信用金庫の女子行員との間でお見合いパーティーのようなものがもようされています。警官がいつまでも独身でいると、お金や女性がらみの不祥事をおこされるかもしれないので、警察官は早い結婚を望まれるのだそうです。そこで、身元の確かそうな女子行員とお見合いさせているようなのです。上司にプライベートなことまで、あれこれ詮索され、指図されるとは、警察って、大変な職場だと思いました。その他にも、主人公が「深追い」して、人事異動させられた件など、興味深い話もでてきます。警察内部のことがよく分かっている作者なのだな、と思いました。
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「深追い」には、警察内部の事情がよく描かれています。あまり、ドラマなどでは聞いたことがないよう話もたくさんありました。たとえば、独身の警察官と、近くの信用金庫の女子行員との間でお見合いパーティーのようなものがもようされています。警官がいつまでも独身でいると、お金や女性がらみの不祥事をおこされるかもしれないので、警察官は早い結婚を望まれるのだそうです。そこで、身元の確かそうな女子行員とお見合いさせているようなのです。上司にプライベートなことまで、あれこれ詮索され、指図されるとは、警察って、大変な職場だと思いました。その他にも、主人公が「深追い」して、人事異動させられた件など、興味深い話もでてきます。警察内部のことがよく分かっている作者なのだな、と思いました。…元に戻す
警察と犯人が織りなすミステリーがたまらない!警察小説ランキング13.88pt
凛子さん
横山秀夫さんに警察小説を書かせたら、右に出るものは居ないですね。これまで彼の作品を何冊も読んできました。どの作品も、息詰まるストーリーを緻密な表現で描いておられます。しかし、この『深追い』は、捜査一課の刑事たちが事件解決のために血眼になって犯人を追うという、これまでの作品とは少々雰囲気が違っています。7つの短編の主人公は、交通課や鑑識課、警務課や生活安全課、盗犯係や遺失係などに勤務する人たちです。何れもエリート刑事ではなく、どちらかというと警察組織の中で陽の当たらない部署に勤務する人たちです。そして、それぞれの主人公がそれぞれの視点から事件にかかわり(或は、かかりを持たざるを得ず)、意外な真相を突き止める(或は、突き止めさせられる)のです。個人的には、表題作の『深追い』よりも『又開き』が好きですね。
横山秀夫さんに警察小説を書かせたら、右に出るものは居ないですね。これまで彼の作品を何冊も読んできまし…もっと見る
横山秀夫さんに警察小説を書かせたら、右に出るものは居ないですね。これまで彼の作品を何冊も読んできました。どの作品も、息詰まるストーリーを緻密な表現で描いておられます。しかし、この『深追い』は、捜査一課の刑事たちが事件解決のために血眼になって犯人を追うという、これまでの作品とは少々雰囲気が違っています。7つの短編の主人公は、交通課や鑑識課、警務課や生活安全課、盗犯係や遺失係などに勤務する人たちです。何れもエリート刑事ではなく、どちらかというと警察組織の中で陽の当たらない部署に勤務する人たちです。そして、それぞれの主人公がそれぞれの視点から事件にかかわり(或は、かかりを持たざるを得ず)、意外な真相を突き止める(或は、突き止めさせられる)のです。個人的には、表題作の『深追い』よりも『又開き』が好きですね。…元に戻す
警察と犯人が織りなすミステリーがたまらない!警察小説ランキング13.05pt
あいうえおさん
警察小説と言えば横山秀夫、横山秀夫と言えば警察小説。すっかりお馴染みとなり、ややもすればワンパターンと言われる懸念もあると思うのですが、そんな周囲を黙らせる、衰え知らずの高品質ぶりには、ただただ舌を巻くのみです。警察という閉ざされた世界が生み出した、戒律と自己免疫機能。人間としての警察官が持つ欲望。この両者の間に生まれる軋轢と葛藤がベースであり、この組織の海を必死に泳ぐ警察官の人間臭さが絶妙のスパイスです。快適さと不自由さが同居するものの、この絶対安全な警察組織の檻から抜け出してもいい、そう決断させるまでの物語が実に巧みで、どれも納得できるものです。警察官としてではなく、人としての決断に読者も共感とカタルシスを得ることができます。本作は、ミステリーよりもストーリー重視で、エンディングも読者の想像力に委ねる余韻を持たせた作りとなっています。生意気ですが、人情味あふれる本作には良い選択だったのではないでしょうか。とある雑誌に、一番起きて欲しくない事件、特に社会的な死に追い詰められる事件を主人公に与える。(うろ覚えですが)という主旨のことを横山氏は書かれていました。そうして作品に緊張感を持たせ、更に読みやすい文章でスピード感を持たせているので、グイグイと引き込まれていくのでしょう。星四つの理由は、横山作品の中に本作を上回るものがある為です。
警察小説と言えば横山秀夫、横山秀夫と言えば警察小説。すっかりお馴染みとなり、ややもすればワンパターン…もっと見る
警察小説と言えば横山秀夫、横山秀夫と言えば警察小説。すっかりお馴染みとなり、ややもすればワンパターンと言われる懸念もあると思うのですが、そんな周囲を黙らせる、衰え知らずの高品質ぶりには、ただただ舌を巻くのみです。警察という閉ざされた世界が生み出した、戒律と自己免疫機能。人間としての警察官が持つ欲望。この両者の間に生まれる軋轢と葛藤がベースであり、この組織の海を必死に泳ぐ警察官の人間臭さが絶妙のスパイスです。快適さと不自由さが同居するものの、この絶対安全な警察組織の檻から抜け出してもいい、そう決断させるまでの物語が実に巧みで、どれも納得できるものです。警察官としてではなく、人としての決断に読者も共感とカタルシスを得ることができます。本作は、ミステリーよりもストーリー重視で、エンディングも読者の想像力に委ねる余韻を持たせた作りとなっています。生意気ですが、人情味あふれる本作には良い選択だったのではないでしょうか。とある雑誌に、一番起きて欲しくない事件、特に社会的な死に追い詰められる事件を主人公に与える。(うろ覚えですが)という主旨のことを横山氏は書かれていました。そうして作品に緊張感を持たせ、更に読みやすい文章でスピード感を持たせているので、グイグイと引き込まれていくのでしょう。星四つの理由は、横山作品の中に本作を上回るものがある為です。…元に戻す
警察と犯人が織りなすミステリーがたまらない!警察小説ランキング12.37pt
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